
5年後、AIと働くエンジニアの「すごい働き方」とは?
「AIが仕事を奪う」時代に不安を抱くあなたへ。G’s山崎学校長が語る、未来を拓く“相棒”との働き方。
AI時代の到来により、エンジニアの未来に不安を感じる人も多いはず。でもその先にあるのは、AIを“最高の相棒”にして働く、想像以上にクリエイティブな世界でした。今回は、G’sの山崎学校長に、5年後のエンジニアの姿についてお話を伺いました。
山崎 大助
Daisuke Yamazaki
28歳でアパレル業界から未経験からエンジニアとして転職。現在はMicrosoft MVP(Bing Maps Development)のフリーランスエンジニアとして、研究・活動が認められ米Microsoft公式サイトに日本人では初めて掲載される。 @IT、日経ソフトウエアなど数々のメディアで執筆を手掛け、日経PC21「名作フリーソフトを訪ねて」でも自身の開発したアプリが選出するなど、多方面で活躍。
その不安、よくわかります。でも安心してください!結論から言うと、5年後のエンジニアは「AIという最高の相棒」を手に入れて、今よりずっとクリエイティブで価値の高い仕事をしているはずです。
いいえ、仕事の「質」が変わるんです。5年後の働き方は、AIとの「ペアプログラミング」が当たり前。飛行機で例えるなら、AIが優秀な「副操縦士」で、人間が最終的な判断を下す「機長」になるイメージです。
そうです。朝、出社したら「相棒、今日のタスクはユーザー認証機能だ。セキュリティも考えて、いい感じのコードを提案してくれないか?」とAIに話しかける。AIが生成したコードを機長としてレビューし、「OK、この方針で行こう!」と舵取りをするのが人間の役割になります。
大事なスキルは大きく3つです。
① AIへの「魔法の言葉」を操る力(プロンプトエンジニアリング)
AIに的確な指示を出して、最高のパフォーマンスを引き出す技術です。「こう聞いてほしかった!」とAIに思わせる質問力がカギになります。
② システムの「設計図」を描く力(アーキテクチャ設計)
AIが作った部品(コード)をどう組み合わせれば、大きくて頑丈な家(システム)が作れるか。全体を見通す力がこれまで以上に重要になります。
③ ビジネス課題を解決する「企画力」
「この技術をどう使えば、世の中がもっと面白くなるか?」と考える、人間ならではの創造力です。
単純作業はAIに任せ、人間はもっと「考えること」「創り出すこと」に集中できるようになるんです。
でしょう?AIによって生産性が上がるので、1人で従来の数人分の仕事ができるようになります。
だから、AIを使いこなせるエンジニアの市場価値、つまり年収は確実に上がるでしょう。
劇的に変わります。まるで「専属のAIコーチ」が24時間体制で教えてくれるようなもの。
従来の1年分の学習を3ヶ月で終える、なんてことも当たり前になるかもしれません。
まずはプログラミングの基礎をしっかり学ぶこと。それがAIと話すための「共通言語」になります。
その上で、AIを学習パートナーとしてどんどん活用してください。
「AIという最高の相棒と、未来を創るクリエイター」ですね。
単純作業から解放され、より創造的でエキサイティングな仕事が待っています。
プログラミングスキルは、その未来へ進むための最強のチケットになりますよ。
