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《卒業式レポート》
「目的はエンジニアになることじゃない。でも、エンジニアと円滑に仕事ができるようになった」

SCHOOL LIFE

去る2026年4月19日(日)、G’s FUKUOKAにてDEVコース第18期の卒業式を開催しました。木曜クラス6名、土曜クラス7名、合計13名が半年間のカリキュラムを完走し、卒業証書を手にしました。

第18期は、組織の情報システム関係の部署にいる方、エンジニアと一緒に仕事をする非エンジニアの方、転職を目指して仕事を辞めた方、テクノロジーを使って仕事の幅を広げたい方など、業界も職域もさまざまなメンバーが集まり、クラス間の交流も盛んに行われた期でした。

AIが日常生活にある時代に、彼らは何を目的に通ったのか。6か月後、何を語ったのか。

式では、G’s設立者の児玉浩康、講師の大杉太郎先生から祝辞が贈られ、また、卒業生一人ひとりからもコメントをいただき、6か月で得られた体験・変化についてお話いただきました。

本記事では、その一部をご紹介し、G’sでの学びや学ぶ環境についてお伝えできればと思います。


G’s設立者 児玉の祝辞――「今日からあなたたちは“お客さん”じゃない」

ご卒業おめでとうございます。皆さん本当に6ヶ月間お疲れ様でした。
今日は、卒業制作発表会の選抜会に登壇された人もいますし、本当にここまでバタバタだったと思うんですけれども、よくぞ6ヶ月間走り抜いていただいたと思います。

G’sの卒業というものがどういうことなのか、少しだけお話しておきたいと思います。皆さんがご入学される時に、「ジーズってコミュニティがいいよね」「コミュニティの中で色々できそうだ」みたいなことを見聞きして入学いただいた方も少なくないんじゃないかと思うんです。でも、コミュニティって何なんでしょう?

授業料をお支払いいただいて、今日までG’sに通いました。G’sとしても、皆さんに頂いた授業料の分のサービスをご提供するという、皆さんが受益者で、僕たちは役務を提供する役務提供者、という関係性だったわけですね。つまり、この卒業式は「皆さんへの役務提供が完了しました」という日なんですよ。すごい平たい言い方をすると、皆さんはもう今日を皮切りに客じゃないよ、ということです。

客じゃないんですけれども、ここからがお伝えしたいことでして、コミュニティって呼ばれてるものは何なのかってことです。コミュニティっていうのは、受益者と役務提供者の関係性ではないはずです。

G’sがコミュニティと呼ばれてる所以は、役務提供は終えているのに、みんなが貢献したり盛り上げたいと思ってくれたりする場がそこにあるということなんです。ということは、今日は卒業式であると同時に、コミュニティへのエントリー式でもあるんですよね。

なので、ここからの関わり方はみなさんの自由です。飲み会に呼ばれたら盛り上げるだけでもいい。チューターになって後輩を教えてもいい。自分の事業でG’sの後輩を雇ってもいい。

つまり、どう関わっていこうが自由なんだけど、自由に関わる人が集まって盛り上がっていること——それがコミュニティなんです。

なので皆さんはコミュニティのメンバーとして、好きなように関わっていただくことができます。そういう意味ではこれから長いお付き合いになると思うんですね。2018年に福岡校の最初の卒業生が生まれてから約7〜8年たちますが、昨日卒業したみたいな感じで、いまだにずっと関わり続けてくれている人たちがいるんです。

是非、皆さんもこの福岡の中に、自分の力で世界を変えようとする人たちの居場所を、皆さん自身の手で作っていっていただけたらと思っています。
これからもよろしくお願いします。ご卒業おめでとうございます。

講師 太郎先生の祝辞――「これからは技術に詳しいだけでは足りない」

お疲れ様です。ご卒業おめでとうございます。
チュートリアルが終わった感じですかね。(一同爆笑)

おそらくですね、エンジニアとしてちゃんと仕事をやり始めると、「あ、(G’sにいた期間は)全然チュートリアルだったな」と実感すると思うんですが、また明日から皆さんそれぞれの活動を続けてもらえたらなと思います。

最近、卒業制作でもガンガンAIを使って開発している方はいらっしゃると思いますし、それでもちろん良いし、私もエンジニアの仕事でコードを書くのは全部AIに任せています。ただ、これから皆さんに考えておいて欲しいことが1個あって、人間としてのレベルアップを図って欲しいということですね。

どういうことかと言うと、皆さん実感あるかどうか分からないんですけど、AIの性能は間違いなく上がってます。間違いなく。私が半年前とか1年前とかにAIに「こういう機能を作成してください」って実行すると、当時は結構ツッコミどころがあったんですよね。余計なものが混じっていたり、違うことをやっていたりする感じだったんですけど、最近はそれがかなり減っています。

精度という面では、言ったことに対してAIが何パーセントやってくるかっていうのはかなり100に近づいてるという状態です。なので、プロダクトを作ることに対するハードルはどんどん下がっていて、精度よく作れるようになっている。ただ、プロダクトって自分のイメージできないものは作れないんですよ。そうですよね。

「こういうもの作りたいからコード書いてください」って言えばやってくれるけど、「なんかすごいアプリ作ってください」って言ってもできないじゃないですか。だから、これから考えないといけないことは、自分の作りたいプロダクトの100%のイメージって何だっけ?ってことだと思うんです。そのイメージがしょぼければしょぼいものしかできないし、そのイメージが素晴らしければ、AIがそれを実現してくれます。

大事なのは、「自分の100%が今どこにあるのか」っていうことと、一方で自分の100%をどう引き上げるかは私もよく分かりません。なので、それを皆さんは考えてください、一緒に考えましょう、ということですね。

これは私の考えですが、ただ技術に詳しいとか、そのビジネスの領域に詳しいだけではなくて、別の領域から色々ヒントをもらってマージしていくとか、幅広くいろんなものに触れたり見たり聞いたりするってことが大事だと思うんです。

なので是非、これからの大AI時代において、皆さん自身がレベルアップして、一緒に高め合っていける未来になれば嬉しいかなと思います。私もその辺は色々考えていますので、「これやったらよかった」って人は積極的にG’sの中でシェアしていただけると嬉しいなと思います。
ご卒業おめでとうございます。

卒業生からの卒業コメント(一部抜粋)

T・Uさん(家業の園芸店勤務):
僕がG’sに入った最初の目的は、卒業制作で開発したプロダクトを外注して作り始めていた時で、外注先のエンジニアの人と話している中で全然プログラミング・エンジニアリングの知識が僕になさすぎて会話が成り立たなかったので、基礎的な知識だけでも勉強しようと思ってここに来たんです。が、その目的は十二分に達成されまして、最近そのエンジニアの人たちと週1でミーティングをしているんですけど、エンジニアの人から「お客さんがソースコードを持ってきたのは今回が初めてです」と言われて、しかも自分のイメージが伝わるのでコミュニケーションもスムーズで、目標以上のところまで達成することができました。ありがとうございました。

K・Nさん(介護システム会社勤務):
私は会社の製品企画という部署にいて、全くプログラミングが分からない中で開発部署と話をしないといけないというところからG’sに通いました。今思うと、入学した当時は開発の方が何を言っているのか分からなかったけど、今は「インクリメントとかやっているんだな」と分かりますし、あとは開発の方が「K・Nさんにはここまで言ったら大丈夫だ(伝わる・やってくれる)」って言ってくれて、本当に仕事が円滑に進められるようになってきて、6か月でこんなに変わるんだなっていうのを実感しています。あと、仕事をしながらの通学で、すごく大変な課題とかあって、何回もめげそうになりましたけど、Slackの中から常に誰かが頑張っているのを想像しながら乗り越えることができました。この歳で卒業みたいな経験もできて、いろんな年代の方と触れ合えて、すごくいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

T・Sさん(元専門学校講師):
前職でプログラミングの講師をしていたので、G’sに入ってやったHTML/CSS/JavaScript/PHP/Laravelは全部もともと知っていた感じだったんです。ただ、G’sに求めていたのはそういうことじゃなくて、エンジニアになるために「こういう書き方ができるよ」とか「こういうことが出来た方がいいよね」っていうことを学べたらいいなって思って、色々勉強させてもらいました。その中で一番良かったなって思うのが、みんな最終的なプロダクトは違うんですけど、同じ方向を向いて頑張ろうっていう集まりの中で勉強できたっていうのがすごくうれしかったですし、楽しかったです。私調べですけど、たぶん一番校舎に来ているんですよ、私が(笑)。毎週下関市から海を越えて来て、この場所というか環境がすごく居心地よかったですし、皆さんと会えて一緒に勉強できるっていうのがうれしかったです。「色々助けてもらった」とよく言ってもらうんですけど、逆に皆さんが一緒に頑張ってくれたことに僕はすごく助けてもらったと思っています。卒業して起業しよう、ちょっと作るの大変そうだな、手が欲しいな、って思ったらいつでも言ってくれたら手伝いますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


おわりに💐

今期はそれぞれのバックグラウンドも、目標も異なる13人が入学。遠くは熊本県や岡山県、フィリピンからオンラインで受講してくれました(新年会にはみんな遠方からお越しくださいました)。

DEVコースは授業料後払い制度を導入しています。前期とりあえず受講してみて、中期以降は「もっとやりたい」と本気になった方だけが受講を継続する仕組み。やめるタイミングもあった中、彼らはお互いに作ることを楽しみ、仲間に共有し、ものを形にする習慣を手にしていきました。

祝辞にあったように、卒業式はゴールではなくG’sコミュニティへの入口。
卒業生たちに「昔、G’sに通っていたんだ」と胸を張って言える学校・コミュニティであり続けたいし、我々も「あの人、G’s卒業生なんだよ」と言っていきたいしどんどん活躍してほしい。これからはコミュニティの仲間として、お互いに切磋琢磨していけたらと思います。

2026年5月21日、彼らが開発した卒業制作を発表するプロダクトデモデー「GLOBAL GEEK AUDITION」を開催します。単なるビジネスピッチではなく、「Why me?(なぜ自分がやるのか)」という問いに本気で向き合い、想いを込めてつくりあげたプロダクトをお披露目しますので、お時間が合う方はぜひ挑戦をご覧いただければ幸いです。

GGA公式サイト:https://g-s.dev/gga/

次は、あなたも!こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。

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