【エッセイコンテスト特別企画】「こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。」エピソードコラム ~審査員・和田彩花さんの場合~

こんにちは。ジーズスタッフの川崎です。
「こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。」エッセイコンテストにて審査員を務めていただく和田彩花さんより、今回のテーマにまつわるエピソードを寄稿いただきました。ぜひご覧ください。
私自身の価値観をこわし、つくりなおした経験があります。
25歳までアイドルグループに所属していた私は、アイドルの世界で良しとされていた根性論や従来的な性役割の規範に従う形で10代を過ごしました。しかし、18歳ごろからアイドル界の矛盾やおかしさに悩み、心身のバランスが取れなくなったことをきっかけに、これまでの考えや価値観を手放してみようと思いました。
体調の悪いときは休むこと、従来的な性役割に基づいた振る舞いや価値観(結婚するべき、女性らしく、いつまでも若々しくいること)を取り入れる必要はないこと、私の人生の価値は他人ではなく自分で決めればいいことを、フェミニズムや美術の世界から学び、自分に吸収し直しました。
アイドルの世界でそう考える人は少なく、心細いときもありましたが、先人の女性たちが繋いできてくれた歴史が私の背中をいつでも押してくれました。
これからは、私が未来へバトンを繋ぐ番だと思っています。いつでも私自身の気持ちを大切に、私の人生を歩むことを手放さずに生きたいです。
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