【エッセイコンテスト特別企画】「こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。」エピソードコラム ~STAFF・かのみさんの場合~

こんにちは。ジーズSTAFFの川崎です。
「こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。」エッセイコンテスト特別コラム、今回はジーズSTAFF・かのみさんのエピソードを公開いたします。ぜひご覧ください。
「今までやった一番悪いことって何?」 転職したばかりの新しい職場で、上司に不意にそう聞かれた。
優等生のようにふるまって、失敗しないようにしよう──
そんな気持ちで固まっていた私には、不意打ちの問いだった。 新しい環境は、これまでの常識がまるで通じない異世界のよう。
これまでの価値観はダサいと一蹴され、今までの人生を否定された気持ちになって悔しかった。
でもそれ以上に、私の知っている常識を軽々と超えていく人たちの姿がまぶしくて、悔しくて、羨ましかった。
だから私は、私をこわすことにした。
優等生な私服を全部捨てた。ここでは着ている服じゃなくて行動で人を見るから。
途中まで作った業務マニュアルも捨てた。型にはまった仕事をする場所じゃなかったから。
その日初めて会った人たちの飲み会に飛び込んだ。人見知りしている場合じゃなかったから。
こわすことでしか、あたらしい自分にはなれないのだと気づいた。
そしていま、「こわそう、つくろう、ジブンを、セカイを。」というメッセージを 誰かに届ける仕事をしている。
あのときの問いに、今ならこう答えられる。
「私がやった一番悪いことは、“私の中の常識を壊したこと”。そしてそれが、新しいジブンをつくるはじまりだった」と。
読みもの・動画 トップ